2009年12月30日水曜日

人の話を聞くこと


ここ数年、年末に散髪するのが習慣となっています。

私が通う美容室は京都にあるため、なかなか行く機会がないのですが、何かの用事で周辺地域に立ち寄った際には四条にある美容室に行き、髪を切ってもらっています。

いつも驚かされるのは、美容師さんの記憶力です。

私は散髪の際に美容師さんと話すのが好きなのですが、私が過去に話した内容はおおよそ覚えているのです。

会うのが半年ぶり、1年ぶりでも同様です。

何か秘訣はあるのかと尋ねると、全くないとの回答でした。

ともあれ、自分の発信した内容が他者に受信され、それが長期間にわたって記憶されているというのは幸福なことだと思います。

そのように真剣に聞いてもらえているとなると、必然的に話す内容や話し方にも影響を及ぼします。話し手が良い意味での緊張感をもって聞き手に向かえるようになると思います。

やはり人と会話するときの姿勢というものは重要ですね。

美容師さんのように長期間におよぶ記憶の披露も効果的ですが、そこまで記憶力のよくないわたしは、いつ何時どこででもメモを携帯しており、必要に応じて話し手の前でメモを取るように心がけています。

それは、記録するという行為が重要であることも当然ですが、話し手に「真剣に聞いている」という姿勢を見せるためでもあります。

話し手を真剣にさせ、有益な情報を引き出すためには「常にメモ」は必要であると思います。

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