2010年1月10日日曜日

ペンケースあれこれ


私は文房具に凝るのが好きで、筆記用具などはしょっちゅう買い替えています。
色々試していくなかで、自分にフィットしたものを見つけるのが楽しいのです。

そんな中でもペンケースは比較的世代交代のサイクルが遅いものです。
何故なら、筆記用具などに比べて、どれも似たりよったりに感じるからです。

ペンケースに私が求めるもの。それは機能性とデザインです。当然ですね。

機能性には、出し入れのしやすさ、収納量、持ち運びやすさなどがあげられます。
デザインも重要です。デザインの優れたものは使っていて良い気分になりますし、また使いたくなるものです。モレスキンがその好例です。


ところでペンケースにはどのような種類があるのでしょうか。
私がこれまで使ってきたものは、大きく分けて箱形、巻き形、ポーチ形に分かれます。


箱形は言わずとしれたペンケースの中で最も基本的な形態だと思います。
小学生の頃、まわりではこのタイプのものしか見なかったように記憶しています。

この形態の利点はなんといっても頑丈さです。
一昔前は、サンスターの「象が踏んでも壊れない筆箱」というキャッチコピーが流行しました。
象に踏まれる機会があるかどうかは疑わしいかぎりですが、時間が経ってもキャッチコピーが忘れられていないというのは広告戦略としては大成功でしょう。
箱形のデメリットは、ハードケースゆえに、ペンの量に関係なく一定の体積を有していることです。
ペンを数多く持ち歩かない人にとっては、鞄の中で強い存在感を放つ箱形は疎ましいものなのかもしれません。


ポーチ形はペンケースの中では最もポピュラーな存在と言えるでしょう。
大学生になってまわりを見渡すと、ほとんどの人はこの形態のものを使っているように思えます。

この形態の利点は、ソフトケースであるために持ち運びやすく、鞄にもおさまりやすい点です。
また大きさやデザインのバリエーションが多いのも良い点でしょう。
ただ、汚れやすいことと、中のものを強い衝撃から守ることができないことが残念な点です。


巻き形はやや変化球です。
なかなか使っている人は見ませんが、たまに見かける人は120%ぐらいおしゃれに見えてしまうのが不思議です。

これの良さはなんと言っても、そのデザインです。一目置かれること間違いなしです。
あと個人的には、紐を解いてケースを広げるという所作に心躍るものがあります。
難点はペンを収納できる量がかなり限られることです。
また何本もペンを収納していくとどんどん立体的になってきて、かさばってしまうという点もあげられます。


さて、いくつかペンケースを見てきましたが、私が現在使っているのは写真に示したような箱形のものです。
確かにかさばるという弱点はあるものの、それを補ってもあまりある頑丈さと収納量、そしてデザインに惚れました。

イレモンヤという私のお気に入りの店で購入したものです。
モレスキンと同じように開け閉めにゴムバンドを使うタイプのものです。
私にとって、この開閉に伴う手間はちょっとした儀式のようなもので、これを行うことでちょっとテンションがあがるわけです。

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