2010年1月8日金曜日
MobileMe不要論
いつも意識している事ですが、最近になってまた情報の管理方法の検討に熱をあげています。
具体的には、カレンダーやアドレス帳、タスクやブックマークといった情報をいかにして管理・活用するのかというものです。
完璧な管理術というものはきっと存在しません。ある時点において、自分にフィットした手法を採用するというの限界でしょう。
しかしネット業界は日進月歩の発展を続けており、常に情報が更新されている状態です。そのような中である時点のベターな手法にいつまでもしがみついていることはあまり賢明とは言えないと私は考えます。
したがって私は、半年に一回ほどのペースで現状の見直し→新たな手法の模索→試用→採用というサイクルをまわしています。
その結果、結局いままで使っていたものが一番よかったという結論に落ち着くことも多々ありますが、それはそれで良いのです。
対抗勢力を知ることで、自らの採用している手法により磨きがかかることもあります。
半年経ったけれどもいまだに牙城を崩すほどの対抗勢力は現れていない、と自信を持って言えることも大切だと思います。
これまでは、
アドレス帳、ブックマーク、キーチェーン、辞書・・・MobileMe
タスク・・・Omni Focus(同期にはMobileMeを使用)
カレンダー・・・Googleカレンダー
という状況だったのですが、無料のGoogleのサービスが充実してきたことにより、年間9800円も必要なこのシステムを見直そうと考えました。
色々調べてみると、Googleの各種サービス(カレンダー、連絡先、キーチェーン、ブックマーク)とDropbox(ファイル同期、辞書同期)とToodledo(タスク)でMobileMeのほとんどすべてのサービスがカバーできてしまうという事実が判明しました。
MobileMeでしかできないことには、「iPhoneを探す」と「どこでもMyMac」が挙げられます。
これに関しては、前者は生粋のMacユーザである父のMobileMeに私のiPhoneを追跡してもらうことで解決しました(この体制だと私の居場所が父に筒抜けですが、この際目をつむりましょう)。後者の「どこでもMyMac」は私の使用環境ではまず必要のないものなので、これがなくなってもダメージはないと考えました。
いずれにせよ、無料が基本となってきているWebサービスの中で、年間9800円も払い続けるメリットがMobileMeにはないと私は判断したわけです。
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