2010年2月17日水曜日

モレスキンの牙城を崩すMDノートの存在


私は自他共に認める文房具好きです。
そんな私の頭を常に悩ませているのが、ノートやメモ帳に何を使うかということです。

ノートに関しては、前にも書いたようにニーモシネを使っています。
これは本当に優れたノートで、価格・品質・デザインともに非常に満足しています。

ところが困ったのは、メモ帳をどうするのかという問題なのです。

これまでも様々なものを使ってきました。システム手帳なるものに手を出した時期もありました。
しかしiPhoneを入手し、これにスケジュールやタスクの管理を任せられるようになると、システム手帳ではオーバースペックです。ですので私は、手帳は持たずにあくまでメモ帳というツールを使おうという姿勢を固めたわけですが、このメモ帳も百花繚乱という具合でなかなか一つに絞り込むことが難しいです。

もちろん最右翼はモレスキンです。
なんと言ってもこの高級感がたまらないです。ハードな表紙もすごくお気に入りですし、種類が豊富なのも良いです。
難点は価格が高いことと、ペンの種類によっては裏移りしてしまうことと、ルールドの場合罫線の幅が漢字を書くには狭いことでしょうか。それに非常に人気なので、他人とかぶる可能性が高いのも難点といえば難点です。

これまでもラージ版やポケット版など様々な種類のものを使ってきました。しかし、ラージ版はやや大きすぎて、手ぶらでちょっと出かける際に面倒になって持ち歩かなくなってしまい、泣く泣くやめました。ポケット版は逆に小さすぎて、書く際にスペースが狭いのが気になる点でした。

悩んでいた私が昨秋に出会ったが、ミドリ社のMDノートです。

「書くことにこだわった」というコンセプト通りの上等な紙質、文庫版・新書版・A5版・A4版という豊富なラインナップ、文庫版は630円という素敵な価格設定、Made in Japanの安心感。

銀座の伊藤屋で思わず小躍りしてしまうほど嬉しい出会いでした。すぐさま方眼罫の文庫版ノートを手にレジへと走った次第です。
現在私はこれに専用の革製カバーをかけて使用しています。

まだまだ模索中ではありますが、とりあえずはこのMDノートにメモを任せています。

現在はニーモシネ、MDノート、モレスキンの三者を併用しているのですが、その使い分けについてはまた後日に記したいと思います。

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